こんにちは。新型コロナウイルスの勢いが収まらず、益々広まっている感じの中で、「エアゾル感染」するとのことで、空気感染や飛沫感染との違いがよくわかりません。そこで「エアゾル感染」について色々調べてみました。
エアゾル感染とは?空気感染や飛沫感染との違いは
エアゾル感染が発見されたとのこと。
トイレのエアタオルは使わないほうが良いとのこと。エアロゾルと液滴の伝送の違いは、伝送距離です。飛沫と接触感染は近距離で発生しますが、エアロゾルは長距離を移動するため、非接触感染のリスクが高まります。 https://t.co/P5ioDJZ3lc
— to_iara (@to_iara) February 9, 2020
エアゾル感染を説明する前に先ずエアゾルとは何なのか?理解しておく必要があります。
エアゾルとは?
気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子をエアロゾル(aerosol)といいます。エアロゾルは,その生成過程の違いから粉じん(dust)とかフューム(fume),ミスト(mist),ばいじん (smokedust) などと呼ばれ,また気象学的には,視程や色の違いなどから,霧(fog),もや(mist),煙霧 (haze),スモッグ(smog)などと呼ばれることもあります。エアロゾル粒子の性状は,粒径や化学組成,形状,光学的・電気的特性など多くの因子によって表され,きわめて複雑です。
わかったようでわからないですね!
新しい感染経路
「エアゾル感染」https://t.co/8TR3UQZlw6エアロゾルは、空気中に安定して分散および浮遊している小さな液体または固体粒子であり、肉眼では見ることができない。
→ エアロゾルは長距離を移動するため、非接触感染のリスクが高まる— ✳️ Pecko (@pecko178) February 9, 2020
エアロゾルは、咳、くしゃみ、会話、呼気、吸引や心マ等の処置時に発生しやすいが、
最初に排出されるエアロゾルのサイズは多岐にわたる。ただサイズが大きいものであっても、
体外に出た瞬間に、水分が蒸発して小さな粒子になることがある。エアロゾルの動きは、重力、空気の流れ、室温、湿度などの環境要因に左右される。
●だが、エアロゾルのinfectious doseは実はよくわかっていない
たとえば結核やインフルエンザなどの患者が吐き出すエアロゾルの量は個人差があり、
定量化は困難である。
また多くの飛沫、空気感染症は治療薬があったり、自然に治癒するため、
研究費をつぎ込んでまで、エアロゾルの量と感染性の関係を調べようとする人もほとんどいない。
このように目に見えない状態ですが、エアゾルと飛沫感染・空気感染の違いがわからないとよくわかりませんね!



空気感染や飛沫感染
飛沫感染
咳やくしゃみをすると、口から細かい水滴が飛び散りますよね。この細かい水滴を飛沫と言います。この飛沫に病気の原因となる細菌やウイルスが含まれていた場合、これを吸い込むことで感染するのが飛沫感染
飛沫感染=5μm以上の飛沫(唾液、粘液、等)は1m以上は飛べず、床に落ちてしまう。病原体も一緒に落ちてしまう。外科用マスクと咳エチケットで防げる。気道粘膜について侵入、しかし、肺の奥には入らない。インフルエンザ、風疹、百日咳、など。
空気感染
空気感染は別の言い方で飛沫核感染といいます。飛沫核とは、飛沫の水分が蒸発した小さな粒子のことで、これを吸いこむことで感染するのが飛沫核感染、つまり空気感染ということになります。飛沫は水分を含んでいるためそれなりの重さがあり、体内から放出された後、すぐに地面に落ちてしまいますが、飛沫核は水分が無いぶん軽いため、長い時間たっても空気中に浮遊し、しかも遠くまで飛んでいくことができます。従って、患者から十分な距離をとっていても感染してしまうのです。
空気感染=飛沫が乾燥して水分が蒸発すると、飛沫核がのこり、これは、5μm未満の大きさで、軽いので、長時間、空気中に浮遊して、病原体も一緒に、空気中を長時間漂う。外科用マスクの隙間から入るので、N95マスクでしか防げない。小さいので、肺胞の奥にまで到達する。結核、麻疹、水痘、等
飛沫感染は重さがあるので直ぐ床に落ち、空気感染は重さが軽いので空気中を浮遊するので感染しやすくなるという理解が出来ます。
https://seiai-riha.com/wp-seiai/wp-content/uploads/2019/10/141021-innaibenkyou01.pdf
http://www.showa-u.ac.jp/sch/pharm/frdi8b0000001sb0-att/a1437547184715.pdf
病原菌やウイルスが一旦床に落ち、乾燥して飛沫核となり空気中に長時間浮遊する。これをエアゾルという!との事でこの説明が一番わかりやすいです!
新型コロナウイルスはノロウイルス、SARSウイルス、インフルエンザウイルスなどは、接触感染+飛沫感染のみならず、エアゾル感染を起こす可能性があるという事だそうです。
だからと言って怖いわけではなく、インフルエンザやノロウイルスの対処方法と同じと言うことになります。
新型コロナウイルス感染症の感染経路は、「飛沫感染」と「接触感染」とこれまで言われていましたが今回「エアゾル感染」も起こすとのことで、空気感染に近い状態だと言うことのようです。
まとめ
エアロゾル感染(新型コロナウイルス)とは?空気感染や飛沫感染との違いはについて記事にしました。エアゾル感染について何となく理解出来ました?
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