ロシア武術システマの実際のトレーニングでの4原則とは?

ロシア武術システマ
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こんにちは。スティルネスです。

さて実際のシステマのトレーニングではどのような事を行うのでしょうか?

 

YouTubeで検索すると色々と出てきますが、派手にパンチを打ったり(システマではストライクと言う)さまざまな道具を捌いたり、相手を瞬時に倒したりと、達人的な動画が目をひきますが、それはトレーニングの一部であって本来は地味で、苦しかったり辛かったりします。(苦笑)

 

何度も書きますが、システマの4原則

 

①keep breathing(呼吸を続ける事)

②keep straight posture(姿勢を保つこと)

③keep moving(動き続ける事)

④stay relaxed(ララックスの状態を保つこと)

 

どんなトレーニングを行うにしても、この4原則を守ること!が大事で、この4原則をあらゆる場面・状況でも行うことを常に自己観察(自己観照)しながらトレーニングを行います。

 

そしてその基本になる4大運動が、

 

○ プッシュアップ(腕立て伏せ)

○ シットアップ(腹筋)

○ スクワット

○ レッグレイズ

 

この4大運動がシステマの基本的なトレーニングになりますが、個人的にはブリージングウォークも基本トレーニングに入れておきたいと思っています。

 

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呼吸(ブリージング)について

 

先ず基本となる呼吸はシステマでは鼻から吸って口から吐くのですが、どんな時でも呼吸をする事を意識します。

 

先程書いたブリージングウォークでは、先ず一歩ですって一歩で吐く、二歩ですって二歩で吐く、三歩で吸って三歩で吐く・・・・で十五歩で吸って十五歩で吐く。

のような歩くという動作を呼吸と共に行う。全ての動作は呼吸を通して行う!

 

自分の身体に不可をかけるように、手を上げて歩いたり、前に出したり、途中で呼吸を止めて歩いたり、ローリング(システマの独特の受け身)を行ったり、恐怖心と向き合うために目を閉じて歩いたり後ろ歩きや横歩き、鶩歩きしたりとさまざまなバリエーションがありますが、全て呼吸を止めないこと。

 

そしてピーマンズスタンダードの南川で有名になった「システマブリージング」ですが、さまざまな場面で苦しくなった時、ブリージングウォークで言うと、歩数が多くなると当然呼吸が苦しくなります。

 

そういった苦しくなった時に行う呼吸法がバーストブリージングです。

 

具体的には、鼻から吸って口から吐く呼吸のサイクルを早く、連続的に行う事で、苦しさや辛さを素早く回復させる方法ですが、慣れないうちは逆に苦しかったり、過呼吸気味になるので練習が必要です。

 

上級者になると、バーストブリージングは身体の緊張を伴うので、身体が緊張しない、端から見ても気づかれないような呼吸を行い自分の身体と心の回復を行います。

 

(戦いで派手な呼吸をしていたら敵に見つかります。(苦笑))

 

姿勢について

 

姿勢は基本的に真っ直ぐが基本ですが、身体の緊張を伴う真っ直ぐは厳禁なので、重力に対し一番楽で負荷がかからない姿勢が理想ですが、システマのトレーニングでは若干胸を張った姿勢を指導されますが多くの方が猫背気味なので、意識的に胸を張った状態を作りそこから上手に力を抜く事が出来ると良い感じの姿勢になります。

 

合気道とかの演舞を見ていても、上手な先生は姿勢が綺麗で技も抜群に切れています。

 

人の身体を構造物としてみた時、安定した建物と不安定な建物では安定した建物の方が倒れにくいですよね!

 

それと同じで、安定した人(姿勢の良い人)と不安定な人(姿勢の崩れた人)が対峙した時何もしなくても触れあっただけで不安定な人が倒れるイメージは湧くでしょうか?

 

この安定した姿勢を寝ても立っても座っても意識し、どんな場面でも(疑似とうや棒などで向かって来られても)安定姿勢で対応します。

 

リラックス

 

これはどのような武道・武術そして芸術やスポーツ・日常生活でもリラックスは大事です!

 

ただ武術でいうリラックスはダラダラと力が抜けた状態のリラックスでは無く、力は入っているけど不必要な力を入れない。そして必要な部分に必要な加減の力の入り方になりますが、結構難しいです。

 

仕事で鍼灸・整骨をしてますので、クライアントの多くは自分が力を入れていることに気がついていません。

 

ですから、システマのトレーニングを行っていても、何もしてない時はリラックス出来ていても、先程のブリージングウォークで苦しくなった場面や、4大運動時、そして相手との攻防を行う中で無意識に力が入っていることに気づきません。

 

これはシステマをしてない人も、普段の日常や仕事の中で無意識に力が入っていると思います。肩こりや首の痛みなどは多くが肩・首を無意識に緊張させています。

 

こんな場面で役立つシステマのトレーニングが、身体のある部分に力を入れて息を吐きながら力を抜くという筋弛緩法に似たトレーニングがあります。

 

例えば、上向きに寝ます。

 

○ 右下半身だけ力入れます。息を吐きながら力を抜きます。(下半身・上半身がどこからどこまで  は初めに決めておきます。)

○ 右上半身だけ力入れます。息を吐きながら力を抜きます。

○ 左下半身だけ力入れます。息を吐きながら力を抜きます。

○ 左上半身だけ力入れます。息を吐きながら力を抜きます。

○ 右半身全部力入れます。息を吐きながら力を抜きます。

○ 左半身全部力入れます。息を吐きながら力を抜きます。

 

みたいな感じで、これもさまざまなバージョンで出来ます。

順番も色々と変えられますし、もう少し局部に拘ったりと。単純ですがこれで身体全身を隈無く行うと、身体の緊張が緩むだけでなく、身体全身の感覚が変わったり、思わぬ発見があるかもしれません。

 

力を入れようと思っても力が入らなかったり、身体のある部分の感覚が全く抜けていたり本当に面白いのですが、これが面白いと感じられるか?くだらないトレーニングだな~と思うかがシステマにハマるかどうかになるかも知れません?!

 

まとめ

 

今回の記事ではシステマの4原則について呼吸・姿勢・リラックスについて細かく解説をしました。

システマが普段の生活の中でも役立ちそうだな~と感じられたでしょうか?

現代社会ではストレス社会と言われ精神的に追い込まれている人達が多いのですが、そこでシステマの4原則を活かすことが出来ると多くの方が心地よく過ごせるような気がします。

 

 

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