ロシア武術システマの実際のトレーニングは具体的にはどんな事をするのか?

ロシア武術システマ
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こんにちはスティルネスです。

 

前回までで、システマの基本原則・基本運動を説明してきましたが、最後にもう一つだけ大事な事があります。

 

それは受け身です!システマではローリング(フロントロール(前回り)とバックロール(後ろ回り))

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ローリング

 

システマで特徴的な受け身がこのローリングですが、訓練などは当然野外で行います。野外は室内と違って危険なモノがいっぱいです!

 

ですから何度も書いていますが、いかに自分の身体を制御しながら受け身を行うか?といかに相手に気づかれず静かに行う事が出来るかが重要です。

 

テイクダウン(倒される)されても、その時の自分の身を守ると共に常に相手からの攻撃に備え安全なポジションに逃げることが出来るか?を意識します。(柔道や合気道のような受け身だと直ぐに攻撃されてしまいます。)

 

ですから初めは床で基本的なローリングをしたあとは、上級者になると階段をローリングで降りたり、椅子に腰掛けた状態で後ろに倒れたり、まさに訓練(苦笑)

 

初めのうちは2人一組で1人が四つん這いになり、その上を超えてフロントロールしたり、腰掛けるようにしてバックロールで後ろに回ったりと、安全を考えてのトレーニングからスタートします。

 

ストライク

 

いわゆるパンチ!です。システマの醍醐味の1つはいかに効果的なストライクを打てるか?ですが、前にも書いたように僕は大嫌い。

 

それでもトレーニングするのは、僕自身は恐怖心に対しての向き合い方をトレーニングしてますが、怪我をしないためにも、先ずは順序立ててストライクのトレーニングを行います。

 

その準備とは、ストライクの受け方です!

 

基本は常に4原則を守ることですが、ストライクのトレーニングの準備として個人的に大事だな~と思うトレーニングが、2人一組で1人が寝て、その上をプッシュアップしながら身体の周りをぐるりと回るワーク。

 

ストライクを打つ側は、相手の身体にいかにフィットする拳を作れるか?を練習出来ますし、受ける側は、ストライクを受ける為の準備になる事とどこにテンション(緊張)があるか?がはっきりと分かり、力が入っている部分はメッチャ痛いです。それを呼吸と共に緊張を抜いていく。

 

上手に受けることが出来るようになると、このトレーニング自体がマッサージになります。

 

そうした準備が整ってから、軽いストライクから始め、段々と重いストライクや、色々な種類のストライクの練習が出来ます。

 

それでも何度も書いているように常に相手のことをリスペクトする気持ちが大事です。

 

上級者になるとストライクを打つことで相手のテンション(緊張)を抜き、打たれれば打たれるほど身体が軽くなっていきます。

ただこれは受ける側が、リラックスしていないと、受けた時に逆に力が入ったり恐怖心が入ったりするので、ストライクを打つ側の相手の観察力が問われます。

 

その他の基本的なトレーニング

 

あとは関節技やグランドワーク(寝技系)、さまざまな道具を使ったトレーニングを行いますが、全て基本原則の中で行う事と、どのようなトレーニング(ワーク)を行っても、常に基本の4大運動が大事な事に気づかされます。

 

つまり、いかなる状況の中でも、自分自身の身体と心の制御を行うことが出来るか!?がシステマの素晴らしい部分なのだと思います。

 

先日行われたシステマトレーニングの一部のレシピを紹介します。

 

○ 棒を使って首の後ろに棒を入れ案山子状態で前に倒れる。後ろへ、寝返りをする。立ち上がる。

○ 棒を今度は腰の後ろに入れて同様に

○ 二人一組で、棒を持ってローリーング前後ろ、再度ロール

○ 四人一組で、同様に。

○ 身体の中を伸ばす。背中合わせになって。

○ 姿勢を作る。前屈し、大腿部前部にテンションが無い事を確認し腰から背中のテンションがある  所を叩き、振動が踵に響く事。腰を入れた(骨盤前傾)状態  で頭からゆっくり起こしてい   き、テンションがある所を叩いて無くしていく。

○ 二人一組で棒を使って、リラックスで相手をコントロール。

○ 確か同じようなことを違った形で。

○ 疑似とうを手の平、手の甲に置き相手にとられないように。疑似とうに意識をおくのではなく相手の  全体のコントロール。

○ 疑似とうで向かってくる相手をコントロールし、自分の連れて行きたいところへ連れて行く。

○ 机の上からバンジージャンプ前後の向きで。

○ 目をつぶって机の上からジャンプし、フロントロールをし、立ち上がったら目を開ける。

 

まとめ

 

今回の記事でシステマの基本的なトレーニングの概要をお伝えすることが出来ました。

なんとなく、どんな事をするのか?イメージ出来るでしょうか?

今は昔と比べて、動画もたくさん出回っているので、YouTube等で検索してみてください。

動画の中で戦い的なモノが出てくるかも知れませんが、システマの素晴らしいところは何度も書くように日常生活の中で生かされることです。ですから女性や子供達もたくさん学ばれています。(日本では少ないですが)

少しでも興味を持たれたら是非体験してみてください。

 

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