早稲田大学陸上部の中谷雄飛選手はスーパールーキーとして早稲田大学陸上部へ入学しましたが大学に入ってなかなか結果が出ませんでした。
しかし2020年の中谷雄飛選手は一皮むけた感じです。
2020年10月11日に早稲田大学内で行われた「トラックゲームズin TOKOROZAWA」最後の種目の10000mで、WA規格外シューズながら28分19秒27をマーク。
2020年11月1日に行われた全日本大学駅伝では3区を走り区間賞を取るなど高校時代の輝きが戻ってきました。
そんな中谷雄飛選手の佐久長聖高校時代の成績についてまとめてみました。
中谷雄飛(早稲田大学)の佐久長聖高校時代の成績は?
早稲田大学陸上部の中谷雄飛選手は佐久長聖高校の出身です。
佐久長聖高校のOBには同じく早稲田大学出身の大迫傑選手がいますが、大迫傑選手の姿に憧れて早稲田大学へ入学しました。
佐久長聖高校といえば2020年4月に入学した駒澤大学の鈴木芽吹選手は後輩になります。
鈴木芽吹選手についてはこちらの関連記事をお読み下さい。
鈴木芽吹の佐久長聖高校時代の成績まとめ!1年生で全国高校駅伝優勝!
クロカンで圧倒的な強さ
早稲田大学陸上部の中谷雄飛選手は長野県下諏訪中学から佐久長聖高校へ進学しました。
こちらの写真は佐久長聖高校時代の中谷雄飛選手です。
(画像引用:Twitter)
中谷雄飛選手の佐久長聖高校時代の主な成績はこちらです。
2016年(高校1年) 全国高校駅伝3区3位
2016年(高校1年) 日本陸上選手権クロスカントリー優勝
2017年(高校2年) 全国高校駅伝1区1位
2017年(高校2年)日本クロスカントリー優勝
2018年(高校3年) 日本陸上選手権クロスカントリー 優勝
2018年(高校3年) アジアクロスカントリー選手権 銀メダル
クロスカントリーレースでは圧倒的な強さですね。
佐久長聖高校時代の自己ベスト
5000m 13分45秒49:2018年(高校2年)
10000m 29分7秒77:2018年(高校2年)
こちらは2018年高校3年生だった時のクロカン日本選手権の動画です。
5分39秒辺りからのゴールシーンを見てください。
圧倒的な強さですよね。
こちらの動画は2017年全国高校男子駅伝の中谷雄飛選手です。
2分14秒辺りから2区にタスキを渡すシーンが見られます。
力強い走りです。
こちらの動画も2017年全国高校男子駅伝の中谷雄飛選手です。
こちらは初めから17秒辺りまで。
こちらはまだ余裕の走りですね。
2017年の全国高校駅伝では佐久長聖高校は優勝します。
結果はこちらの動画で見ることが出来ます。
このように佐久長聖高校が強くなったのは現・東海大学陸上部監督の両角速監督のおかげです。
「人間力」で闘う 佐久長聖高校駅伝部強さの理由 [ 両角速 ]
貧血で伸び悩む高校1年生時代後半
佐久長聖高校時代に圧倒的安強さを持った中谷雄飛選手は高校1年生後半から2年生まで貧血で、思うように走られなかったそうです。
貧血と言えば女性アスリートに多いイメージですが男性でもハードなトレーニングをすると起こります。
中谷雄飛選手も高校1年生後半から徐々に距離を伸ばす為に練習をハードにして貧血になったそうです。
しかし、この経験から練習量と自分自身のコンディションを上手く掴むことができたようで、一気に飛躍します。
それが上記のような好結果に繋がったようです。
このように佐久長聖高校時代、圧倒的な強さを誇った中谷雄飛選手は中学時代はどうだったのか?
ご紹介したいと思います。
中谷雄飛(早稲田大学)の下諏訪中学校時代の成績は?
佐久長聖高校時代圧倒的な強さを誇った中谷雄飛選手ですが、小学校までずっと水泳を習っていて、中学校になって本格的に陸上競技を始めます。
小学校2年生の時にマラソン大会へ出場し7番になったのが悔しくて、水泳をやりながら少しずつ走る練習をした中谷雄飛選手は中学校では陸上1本に絞り、練習を始めました。
中谷雄飛選手の出身中学校は地元の下諏訪中学校です。
その当時は800mと1500mをメインでやっていて、中学3年生の時にやっと結果が出るようになり、全国大会1500mで8位になったのが最高の記録だったようです。
こちらの写真は中学3年生時代の中谷雄飛選手です。
(画像引用:https://www.n-journal.ne.jp/sports/athletics/7989/)
しっかりした体つきですよね。
このような中学時代があって佐久長聖高校に進学し、花が開いた感じです。
中谷雄飛の早稲田大学時代の成績は?
(画像引用:http://venusports.jp/?p=1258)
佐久長聖高校時代に圧倒的安強さを持った中谷雄飛選手は早稲田大学に入学した当初は噂通りの実力を発揮します。
期待通りの早稲田大学1年生時代
大学1年生の6月のアジアジュニア選手権10000mでは銀メダル。
11月には5000mを13分45秒49の自己ベスト。
出雲駅伝では3区で区間4位。
全日本大学駅伝では3区で区間2位。
箱根駅伝では1区で4位。
こちらの動画は2018年、中谷雄飛選手が大学1年生の時の出雲駅伝前の紹介動画です。
中谷雄飛選手は30秒辺りから登場します。
やはり大迫傑選手と比較されますね。
このように中谷雄飛選手は期待通りの活躍をした大学1年生時代です。
ケガに苦しむ早稲田大学2年生時代
このように順調に滑り出した早稲田大学1年生時代でした、2年生になり不振に苦しみます。
2019年:関東インカレ5000m:20位。
2019年:日本インカレ5000m:19位。
このように大学1年生時代とは違って苦しみます。
2019年はケガの為調子を崩した中谷雄飛選手。
しかし箱根駅伝では少し調子を戻し、1区を走り2018年よりもタイムは1分以上縮める事が出来ました。
そして都道府県対抗駅伝でも長野のアンカーで出場し、大会新記録で長野に3年ぶり8回目の優勝に貢献。
やっと調子を取り戻し、2月、早大記録会の10000mで28分27秒71を記録します。
実は2019年の3月に1人でケニアに行き、地元の選手とトレーニングしたそうです。
その事について中谷雄飛選手はこのように言われています。
「ケニアの選手は育った環境で強くなると僕自身も思っていた。
でもそういう環境もありつつ、走ることで自分の生活を立てている選手が多い。
(生活を維持するには走るしかないという)選手一人一人の覚悟があるからこそ強い」
引用:https://www.yomiuri.co.jp/hakone-ekiden/news/20191227-OYT1T50142/
中谷雄飛選手はケニアに単身トレーニングをした事で、もっと頑張らなければいけないと思い、練習量が増え怪我をしてしまったのかも知れませんね。
大迫傑に刺激を受けた早稲田大学3年生時代
2020年に大学3年生となった中谷雄飛選手は飛躍します。
「僕自身、大迫さんはアメリカに渡って特別なことをしたから強くなったんだろうと思っていたんですけど、そうではなく、常に目の前にある練習をしっかり継続することが強くなるコツなんだよ、と。僕自身は強度の高い練習を求めがちなんですが、それだと次の日にきつくて動けないこともありました。でも強くなるには、特別なことよりもまずは故障せず、一つひとつのことをクリアしてやっていくことが大事なんだなと思いました」引用:https://4years.asahi.com/article/13695134
中谷雄飛の就職先はSGホールディングス

中谷雄飛選手の進路・就職先はSGホールディングス陸上部のようです。
SGホールディングス陸上部には佐久長聖高校の先輩が2人いるようなのでその関係からSGホールディングス陸上部に決めたのかも知れませんね。
最後に中谷雄飛選手のプロフィールをご紹介いたします。
中谷雄飛(早稲田大学)のプロフィール
2020年の中谷雄飛選手の活躍は本当に楽しみで、中谷雄飛選手の走りは本当に魅力的です。
先ずはこちらの動画をご覧下さい。
プロフィールや経歴そして走り方の解説もされています。
では中谷雄飛選手のプロフィールです。
名前:中谷雄飛(なかや ゆうひ)
生年月日:1999年6月11日
年齢:22歳(2021年12月現在)
身長:169㎝
体重:56㎏
血液型:O型
出身中学・高校:下諏訪中・佐久長聖高校
5000mタイム:13分39秒21
10000mタイム:28分27秒71
好きな女性芸能人:西野七瀬
まとめ
中谷雄飛(早稲田大学)の佐久長聖高校時代の成績は?クロカンで圧倒的な強さだったについて記事にしました。
箱根駅伝2022での活躍が楽しみですね。
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