こんにちは。今日の巨人との2軍交流戦で中日の根尾昂がついにホームランを打ちましたね。2軍公式戦では初めてで、「2番・遊撃」で先発し、4打数1安打1打点でした。このまま結果を出していけば一軍昇格も近いのでは?と思いますが、そんな根尾選手について色々と調べてみました。
根尾 昂(ねお あきら)
飛騨市立古川中学校時代は「飛騨高山ボーイズ」に所属。投手と遊撃手を務め、中学3年時には最速146km/hをマークしたことから「スーパー中学生」として一躍注目を浴びた。
大阪桐蔭高等学校進学後は1年夏からベンチ入り2年春からは主力となり、投手、遊撃手に加えチーム状況によっては外野手もこなしながら、2年春から3年夏まで4季連続で甲子園大会出場を果たし、そのうち2年春、3年春、3年夏で全国優勝。同じく下級生から主力として活躍していた藤原恭大、柿木蓮、横川凱らとともに「大阪桐蔭最強世代」の一角として史上3校目の春連覇、2012年に次ぐ史上初の2度目の春夏連覇に貢献した。
契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。背番号は7。自身の二刀流には決別し、野手(遊撃手)に専念すると表明した.
なお、この年のドラフト会議では、藤原が千葉ロッテマリーンズ1位(3球団競合)、柿木が北海道日本ハムファイターズ5位、横川が読売ジャイアンツ4位でそれぞれ指名を受けプロ入りしている。
選手としての特徴
巧みなバットコントロールで広角に打ち分ける積極的な打撃と打席での対応力を持ち味とし、高校通算32本塁打・50メートル走6秒0・三塁到達11.07秒を記録する俊足。遠投115メートル。
家族等
両親は共に自治医科大学卒で、飛騨市で地域医療に携わる医師。3人兄弟の末っ子であり、兄は医学部生、姉は看護師。根尾本人も成績優秀であり、高校では体育・芸術コースに所属するが、野球部員ではただ一人成績が最上位のクラスに属するなど、文武両道の選手。
2歳でスキーを始め、中学2年時にはスキー男子回転で全国優勝し、イタリアで開かれた国際大会にも出場したが、その年限りで野球に専念することとなった。
このように野球だけでなくスポーツ全般そして頭が良いのも特徴で読書家としても有名です!
大阪桐蔭高等学校の西谷監督は根尾昂について
「意識的なところでいえば、今のプロ選手に交じってもかなり上位に入るのでは…と僕の勝手な想像ですけど、そんな風に思うところはあります。技術的にはまだまだ足りませんが、取り組み方、考え方でいえば、本当に高校生レベルではないものを持っています」
根尾の現在のコーチ・監督の評価は?
石井昭男二軍打撃コーチは
「スイング時に軸足となる後ろ足が折れず、うまく体重移動をして前で大きく強く振れる。野球をやっている98%の人間は実はこれがうまくできない。後ろの足を折らずに振ろうとすると、重心が後ろに残って前に押し込めないもの。ウチでは平田がこの打ち方ができている」
森野二軍打撃コーチは
「強いライナーを打っているし、打球音がいい。体の使い方がよく、バランスがいいから体が開かない。だからフォームが崩れず、同じ形で安定して打てるのではないか。本人もいろいろ考えながらやっていることは伝わってくる」
中日OBの藤波行雄氏は、
「現状では(正遊撃手)京田の方が一枚も二枚も上。根尾は、前の打球に対する動きはできても、左右と後ろの動きが物足りない。キャンプ中盤の状態を聞くと、腰高で体全体を使った動きができず、送球も突っ立って投げるという。遊撃は一歩目のスタートの反応、フットワークが大事だし、半身や逆シングルで捕球する上でのハンドリング、さらに懐の広さも必要。投手の二塁牽制、盗塁時のベースカバー、併殺を取るための二遊間のコンビネーション、外野手との連係、カバリングなど習得すべきことは山ほどある。まして根尾は、遊撃守備に本格的に取り組み始めたのは高校2年の秋。『一歩目が遅れがち。細かいステップができない』と言うスカウトもいた。プロのレベルに持っていくには時間がかかると思う。まずは二軍で十分に経験を積み、一軍に入っていくのが理想でしょう」
現在荒木二軍守備走塁コーチの下、基本から学び直しているそうです。
与田監督の育成計画
「営業的にはもちろんだし、根尾ほどの素材は、1年目から一軍で多くの試合を経験させた方がいい。遊撃手として一本立ちさせるには時間がかかるが、慣れ親しんだ外野ならより早い段階でチャンスが広がる。肩が強く脚力もあるから、外野手の方が生きるかもしれない。もし中堅に固定すれば、むこう10年以上は安泰です。今は右翼に平田、中堅に大島、左翼にアルモンテがいるが、仮にアルモンテが開幕から不振が続くようなら、根尾を左翼に入れるか、肩に衰えが見え始めている大島を左翼にコンバートするのも手です」
高校時代ピッチャーもやっていて野手として本格的に行うのはプロに入ってからですから今は色々な面で学ぶことがたくさんあるとは思いますが、センスのある根尾選手ですから、直ぐに上達すると思います。どこのチームも若い選手の育成にはチーム事情と営業と様々な要因があり、二軍に落としてしっかりと鍛えてから一軍に上げるか?一軍の雰囲気をしっかりと体感させ伸ばしていくのか?どちらがその選手にとって良いのか?非常に難しい選択だと思います。
あるスポーツライターは根尾の出場について。
「本来ならじっくりと二軍調整するべきですが、地元メディアの期待は凄まじく、本拠地オープン戦の客寄せにされた感がある。特に、今の中日は松坂が離脱し、客を呼べる選手が根尾しかいない。『雰囲気に慣れさせる』と言ってますが、要は営業的な判断でしょう。特に名古屋圏のメディアは、ドラゴンズの話題を欲しがりますから。」
Twitterでのファンの声は?
試合後、荒木コーチと練習。
※わかりにくいけど
根尾くんです😊※誤記訂正して再ツイート分。
先分、イイね❤️頂いていた方
ごめんなさい🙇♀️ pic.twitter.com/63BdFZgrLf— arara (@arara2741) March 20, 2019
今日の中日新聞の別刷りに根尾くん特集が!
ここ最近、苦しんでいるようですが全部経験!!
頑張れー!#根尾昂 #中日ドラゴンズ pic.twitter.com/t422pfvoDw— 有限会社かんや 中日新聞神岡専売店 (@k_y_s_go) March 22, 2019
根尾よブンブン丸になれ、中日二軍森野コーチが三振奨励。
僕は反対だ。二軍で三振するより、一軍で三振を。彼は必ず大物になれる素質がある‼️#中日ドラゴンズ#根尾昂 pic.twitter.com/Y1ffhp2YtV— ハット (@hatosan_0821) March 18, 2019
色々と根尾選手の声を見る限りとにかく早く1軍で見たい方が多いようですね。。。真面目なタイプだけにプレッシャーを感じすぎて、精神的に疲れなければ良いな~という感じです。
根尾選手応援歌!
まだ一軍か二軍かわからない時点ですでに応援歌が発表されていること自体が根尾選手に対する期待が高いのでしょうね!
一軍昇格はいつ?
現在は2軍で先ずは下のレベルで基礎的な部分をしっかりと鍛え、2軍での成績を見て結果が出てきた頃から一軍に上げてくると思います。今日のようにホームランが出ると一軍が近づきそうですが、守備の問題があり、ショートは京田がいますから、コンバート等も考えながら上に上げるのではないでしょうか?
まとめ
文武両道の根尾選手!センスは抜群ですから下でミッチリと鍛えれば、成長も早く一軍昇格も近いように思います。心配なのは中日ファンの異常な期待!プロはこの期待値をストレスと感じるのでは無くエネルギーに変えて欲しいのですが、真面目な性格の根尾選手がどのように受けとめるのか?!
個人的には見守りながら早く一軍での活躍を見たいと思っています。
コメント