こんにちは。新貨幣の肖像に1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎に決まりましたが、津田梅子と北里柴三郎は知っていましたが、渋沢栄一については全く知りませんでした。そこで色々と調べてみました。
渋沢栄一(しぶさわ えいいち)
天保11年2月13日(1840年3月16日)生まれ
幕末の幕臣、明治~大正初期の大蔵官僚、実業家。第一国立銀行や東京証券取引所、一橋大学、東京経済大学・東京海上、王子製紙、日本郵船、帝国ホテル、キリンビール、サッポロビールなど、500あまりの多種多様な企業、学校の設立・経営に関わり、「日本資本主義の父」ともいわれる。武蔵国榛沢郡血洗島村(現埼玉県深谷市血洗島)出身。
渋沢栄一は「私利を追わず公益を図る」という発想でした。財閥が次々と生み出されていた最中、全くそれを追わなかったところに100年以上たって真の評価が生まれてきたと言われています。
詳しくは公益財団法人 渋沢栄一記念財団の資料館を訪れるとよくわかります!
公益財団法人 渋沢栄一記念財団
〒114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1 渋沢史料館内
Twitterの反応
渋沢栄一さんは今のみずほ銀行や東京ガス、東京海上火災保険など錚々たる企業の設立に関わった実業家として有名ですが、実はバリバリの尊王攘夷派で、テロ行為を企だてたり、神道無念流や北辰一刀流を学び、徳川慶喜公の幕臣であったことはあまり知られてないかもしれませんね。#渋沢栄一
— 新選組検定事務局長 (@shinsengumiken) April 9, 2019
これ、日本教育が悪いよな…
今はどうかしらんけど、俺らが学生の頃の歴史の授業って近代史になった途端内容ペラッペラになってた。
現代の日本の影響度で考えたらトップレベルの人なのに、当時の授業では銀行作った人くらいにしか取り上げられなかった気がする。#渋沢栄一 #新紙幣 pic.twitter.com/2oLWwxFuLI
— 三代目仮面ライダーヨシゼイドMUTEKI (@c_1_r_9_z_8_2) April 8, 2019
昨年、夫婦で「渋沢栄一さんこそ紙幣になるべきだよねぇ」と話していたことが現実となり驚いた。これを機に渋沢栄一さんの多数の功績がさらにクローズアップされると思うと嬉しい限りだ。
ぜひ王子駅から徒歩5分の「渋沢栄一史料館」に足を運んでほしい。https://t.co/l3Rx6tOUIW#新紙幣 #渋沢栄一— くま夫妻 (@saitamatsumoto) April 9, 2019
埼玉県唯一の有名人w
やっぱ今埼玉きてるでしょ。#渋沢栄一#埼玉 pic.twitter.com/p7eeb2CMlE— さとみ (@zonbi_tym) April 8, 2019
このように渋沢栄一さんを知っている人は知っているけど知らない人は知らない!
渋沢栄一名言・格言
● ことに望んで感激すれば、おのずからやる気が出て奮い立つのだ。
● 死ぬときに残す教訓が大事なのではなく、生きている時の行動が大事なのだ。
● 信用はのれんや見た目から得られるものではなく、確固たる信念から生まれる。
● 真似をするときには、その形ではなく、その心を真似するのがよい。
● 人を選ぶとき、家族を大切にしている人は間違いない。仁者に敵なし。私は人を使うときには、
● 知恵の多い人より人情に厚い人を選んで採用している。
● 道は誰でも行うことができる。人はみな道を行うだけの力がある。ただその道と力との大きさに差があるだけである。
● 富者をうらやんでこれを嫉視するのは、自分の努力の足りぬ薄志弱行のやからのやることだ。
● 幸福は自らの力で進んでこれを勝ち取るのみだ。
● 夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。
● 一個人がいかに富んでいても、社会全体が貧乏であったら、その人の幸福は保証されない。
その事業が個人を利するだけでなく、多数社会を利してゆくのでなければ、決して正しい商売とはいえない。
● お金をたくさん集めて、たくさん使うことで社会を活発にし、経済の発展を促すのがよい。
お金持ちはよく集めると同時に、よく使わなければならない。
● 大金持ちになるよりも、社会万民の利益をはかるために生きる方が有意義である。
● 日本では人知れず善いことをするのが上である。自分の責任はもちろん、他人の責任までも追うことが武士道の真髄とされる
本当に素晴らしいです!こちらのTwitterで配信されています!
自分ができることを徹底してやっていけば、たとえそのことが他人に知られず、また、世間に受け入れられようが入れられまいが、まったく気にせず、決して不満を抱いたり、腹を立てたりしないようにしてきたつもりである。
— 渋沢栄一 (@EiichiShibusawa) April 5, 2019
関連書籍
『現代語訳 論語と算盤』(渋沢栄一)
日本実業界の父が、生涯を通じて貫いた経営哲学とはなにか。「利潤と道徳を調和させる」という、経済人がなすべき道を示した『論語と算盤』は、すべての日本人が帰るべき原点である。明治期に資本主義の本質を見抜き、約四百七十社もの会社設立を成功させた彼の言葉は、指針の失われた現代にこそ響く。経営、労働、人材育成の核心をつく経営哲学は色あせず、未来を生きる知恵に満ちている。
『渋沢栄一 100の訓言』(渋澤健)
「満足は衰退の第一歩である」「『他人をも利すること』を考えよう」「緻密すぎる教育は、鉢植えの木のような人を増やす」。500社以上の会社を興した偉才の実業家・渋沢栄一。ドラッカーにも影響を与えた「日本資本主義の父」が残した黄金の知恵を、5代目子孫がいま鮮やかに蘇らせる。
渋沢栄一〈1〉算盤篇』(鹿島茂)
豪農の家に生まれた渋沢栄一は、一橋(徳川)慶喜に仕え武士となり、慶喜の弟・徳川昭武とパリ万博への参加を命じられる。そしてパリの地で「資本主義のシステム」の本質を見抜く。幕府が崩壊したためやむなく帰国、不本意ながら仕えることになった新政府で、「円」の導入など金融政策に次々関与する。明治六年、本当の国力をつけるためには民間の力が必要だと考えた渋沢は、大蔵省を辞め、「民」を育成するための生涯を送ることになる。
まとめ
新貨幣の肖像に決まった渋沢栄一さん本当に凄い人だったのですね!全く知らなかった自分が情けないです!今回の事で多くの日本人が渋沢栄一さんの事を知る切っ掛けとなり本当に良かったです!
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