2023年のプロ野球のドラフトが『大豊作』だとして注目されています。
『大豊作』というのは、各球団の1位指名の候補に上がる選手が多いということなのだとか。
2023年のドラフト候補は、この1位指名候補が各世代でひしめいているそうです。
そんなドラフト候補の中で注目を集めている選手の1人が、広陵高校の真鍋慧(まなべ けいた)さんです。
真鍋慧(まなべ けいた)さんには、真鍋駿(まなべ たけと)さんという4歳上の兄がいて、兄を超えたくてずっと野球を頑張ってきたそうです。
そんな兄・駿(たけと)さんは大学4年生なので、2023年は兄弟でドラフトの年になります。
もしかしたら、兄弟でプロ入りなんてこともあるのでしょうか。
今回は、広陵高校の真鍋慧(まなべ けいた)さんと、兄・真鍋駿(まなべ たけと)さんの出身中学やドラフト情報をご紹介します。
真鍋慧(広陵)の兄は広商出身の真鍋駿(法政大学)!
(画像引用:スポーツ報知)
真鍋慧さん(広陵)の家族構成は4人です。
父:名前・年齢不明
母:名前・年齢不明
兄(長男):真鍋駿(まなべ たけと)・年齢22歳
弟(次男):真鍋慧(まなべ けいた)・年齢18歳
(2023年7月現在)
兄・駿(たけと)さんは現在法政大学で野球部に所属しています。
残念ながら、ご両親については何も情報がありませんでした。
真鍋慧の兄・真鍋駿の出身中学や所属は
(画像引用:毎日新聞)
真鍋慧さんの兄である真鍋駿さんは、小学生時代は広島少年ソフトボール連盟の瀬野ソフトボールクラブに在籍し、6年生の時には全国大会に出場しています。
中学は広島市立瀬野川東中学校に進み、野球部ではなく広島安芸リトルシニアに所属してプレーしていました。
部活動ではなく、リトルシニアリーグで硬式野球を始めたんですね。
広島安芸リトルシニアは、毎年卒団生が野球の強豪高校に進学するほどの名門チームとして知られています。
真鍋駿さんはこの広島安芸リトルシニアで、4番ピッチャーとしてチームを引っ張っていく存在だったそうです。
(画像引用:Twitter)
中学を卒業後は、広島県立広島商業高校に進学しています。
広島商業高校は、広島県の古豪として知られており、ソフトバンク・柳田悠岐選手の出身高校でもあります。
真鍋駿さんは広島商業高校で1年生の頃から主力として活躍し、2年生の秋からは主将も務めていました。
3年生の夏には4番サードで広島県大会に出場し、チームの15年ぶりの夏の甲子園出場にも貢献しました。
真鍋慧の兄・真鍋駿のプロフィール
(画像引用:法政大学野球部)
名前:真鍋駿(まなべ たけと)
生年月日:2001年4月6日
年齢:22歳(2023年7月現在)
出身地:広島県広島市
身長:181cm
体重:82kg
所属チーム:法政大学野球部
ポジション:内野手(サード、ファースト)
投打:右投右打
真鍋慧の兄・真鍋駿もドラフト候補?
(画像引用:東京六大学野球公式記録室)
真鍋駿さんは高校を卒業後、法政大学に進学して野球部に所属していますが、2年生の秋までリーグ戦への出場はありませんでした。
(画像引用:Twitter)
とはいえ、1・2年生が中心のフレッシュトーナメントには主力として出場しており、2年生の春には12打数5安打、打率4割1分6厘の活躍でチームの優勝にも貢献しています。
真鍋駿さんと同学年の法政大学のメンバーは豊作の年と言われていて、ドラフト候補としてプロも注目している選手が多数在籍しているそうです。
もちろん真鍋駿さんに注目している球団もあるようで、プロ野球志望届を出してドラフト候補になる可能性はありそうです。
もし兄弟で同時にプロ入りということになれば、かなり注目が集まりそうですね!
真鍋慧(広陵)はどんな選手?出身中学やドラフト情報を紹介
(画像引用:日刊スポーツ)
2023年のドラフトの目玉候補の1人として注目されている真鍋慧さん。
真鍋慧さんがハーフでは?という噂もあるようなのですが、これは真鍋慧さんの愛称が『ボンズ』であることや、体格が日本人離れしていることから広まってしまった単なる噂に過ぎないようです。
(画像引用:yahoo!ニュース)
確かに、かなり大きいですね。
では、真鍋慧さんはどんな選手なのでしょうか。
真鍋慧のプロフィール
(画像引用:Twitter)
名前:真鍋慧(まなべ けいた)
生年月日:2005年6月17日
年齢:18歳(2023年7月現在)
出身地:広島県広島市
身長:189cm
体重:91kg
ポジション:内野手(ファースト)
投打:右投左打
愛称:広陵のボンズ
真鍋慧の出身小学校・中学校と所属は
真鍋慧さんは広島市立みどり坂小学校の出身で、小学生時代は瀬野ソフトボールクラブに所属していました。
(画像引用:Facebook)
写真の前列左から3番目が真鍋慧さんです。
小学生の頃から群を抜いて大きいですね。
小学校を卒業後、広島市立瀬野川東中学校に進学すると、広島安芸リトルシニアでプレーしていました。
中学までは兄・駿さんの後を追うように同じチームに所属していたんですね。
中学時代には身長も180cmを超え、他の野球少年から頭1つ以上飛び抜けていたそうです。
体格にも恵まれていた真鍋駿さんは豪快なバッティングに加え、130キロを超える速球を投げる投手としても活躍していました。
しかし全国大会や日本代表の経験はなく、中学時代は無名の選手でした。
小さい頃から兄を抜かすことが目標だったから広島商業に行ったら抜かせないと思い広陵で日本一をめざそうと思った
引用元:広島テレビ
中学までは、兄・駿さんと同じチームでプレーしていた慧さんでしたが、『兄を超えたい、日本一を目指したい』との思いで高校は広島商業高校ではなく、広陵高校を選んだようです。
(画像引用:高校野球ドットコム)
広陵高校は、甲子園の出場回数が広島県最多の強豪校として知られています。
そんな広陵高校で1年生からレギュラーに定着しホームランを量産したことで、真鍋慧さんの名は全国に知れ渡ることになりました。
中井哲之監督によって付けられた愛称『広陵のボンズ』は、通算本塁打762本という大記録を持った元メジャーリーガーのバリー・ボンズ選手からきているそうです。
真鍋選手はボンズというニックネームについて、「覚えてもらいやすく、なじみやすさが出ると思う」と親しみを感じているようだ。
引用元:広島テレビ
真鍋慧さんはまだ夏の甲子園に出場することはできていませんが、春のセンバツと明治神宮大会で全国大会を経験しています。
広陵高校は2023年3月の春のセンバツにも出場しており、どこまで勝ち上がるのか注目されています。
そして真鍋慧さんにとっての最後の夏、念願の夏の甲子園に出場できるのかにも注目ですね!
真鍋慧のドラフト情報
(画像引用:毎日新聞)
真鍋慧さんは、高校1年生の頃からプロのスカウトにも注目されている超高校級のスラッガーです。
2023年のドラフトの目玉選手の1人と言われており、複数の球団が上位指名を検討しているとみられています。
(画像引用:スポーツ報知)
真鍋慧さんの魅力は、広角に打ち分ける高い打撃技術と、恵まれた体格から放たれる打球の飛距離です。
そのスイングスピードは150km/hほどで、これはプロでもトップレベルの数値です。
ちなみに、一般の高校球児のスイングスピードの平均は107〜120km/hほどとされており、真鍋慧さんはやはりずば抜けていますね。
スイングスピードが速いことで打球の飛距離が伸び、ミートポイントまでの時間が短い分スイング開始まで打球を長く見極めることも出来るため、変化球などへの対応もしやすくなるそうです。
スイングスピードの速さは、バッティングにおいてかなり有利になるポイントのようです。
そんな真鍋慧さんの高校でのホームラン数は、2年生の明治神宮大会終了時で49本となっています。
この数字が引退までにどこまで伸びるのかも注目ですね。
また守備面では、現在サードの守備を練習しているそうで、ファーストだけでなくサードの守備もこなせるようになれば、上位指名の可能性がさらに上がりそうです。
(画像引用:日刊スポーツ)
そして、真鍋慧さんは身体能力の高さも球団スカウトから高く評価されています。
50m走のタイムは6.3秒ほどで、1塁到達までは4秒前後で走る俊足の持ち主です。
真鍋慧さんは、高い打撃技術と打球の飛距離、高い身体能力の3拍子が揃った逸材のようですね。
(画像引用:集英社スポルティーバ)
2023年のドラフトでは、花巻東高校の佐々木麟太郎さん、九州国際大学付属高校の佐倉俠史朗さんと共に『高校BIG3』と呼ばれて注目を集めています。
スカウトの声
(画像引用:Number web)
実際に各球団のスカウトマンの真鍋慧さんへの評価はどうなっているのでしょうか。
各球団スカウトの評価をご紹介します。
▽中日米村アマスカウトチーフ
(広陵・真鍋について)
「インコースをさばけるのは評価の1つになる。
うまくさばいていた。
スイングスピード、タイミングの取り方、うまく対応できている証拠。
スーパーになるのに体はいい要素です」
引用元:日刊スポーツ
「昨年と比べても順調に成長していると思います。
遠くへ飛ばす力に関しては佐々木(麟太郎)と並んで高校生ではトップですね。
まだ穴はありますけど、選球眼も良いですし、厳しいボールはファウルで粘れるようになりました。
選抜でも野手では再注目の選手になるでしょう」
引用元:THE DIGEST
巨人・水野スカウト部長
「超高校級。目玉だからね。逆方向にもしっかり打てていて良かった」日本ハム・大渕GM補佐兼スカウト部長
「打撃が洗練されつつあり、安定感がある」西武・渡辺GM
「スケールが大きい。あれだけの体で遠くに飛ばせる力がある。うまく拾ったヒットもあった」中日・米村シニアディレクター
「うまく球を拾っていた。打撃のテクニックを持っている。長打があり、魅力のある選手。年間30〜40本塁打を打てる選手に育っていくのでは。伸びしろしか感じない素材」DeNA・進藤編成部長
「力があり、しっかり振れている。多少、差し込まれても左手で押し込んでいける打者。また見たい選手」ヤクルト・小川GM
「大物感が出ている。パワーがあり、器用さもある」オリックス・牧田編成部副部長
「体、スイングは魅力がある。確率が上がってくれば」引用元:BIGLOBE
やはり各球団スカウトからもかなり注目されているようですね。
2023年のドラフトでどこの球団から指名されるか楽しみですね!
真鍋慧はカープに入団?
真鍋慧さんは、生まれも育ちも広島です。
広島で野球といえば、広島東洋カープですよね。
2017年にも、カープは広陵高校の中村奨成捕手を1位指名で獲得しています。
この時、広島出身の高校生の入団決定に地元広島はかなり盛り上がりました。
では、2023年のドラフトでカープが真鍋慧さんを指名する可能性はあるのでしょうか。
広島東洋カープは12日、今秋のドラフト会議に向けた第1回スカウト会議を広島市南区の球団事務所で開いた。
上位候補は高校生中心とする方針を決めた。
前田悠伍投手(大阪桐蔭高)や東松快征投手(愛知・享栄高)、真鍋慧内野手(広島・広陵高)らの映像を確認した。
引用元:yahoo!ニュース
真鍋慧さんをカープが指名する可能性もありそうです。
2023年シーズンからカープの指揮をとる新井貴浩監督も広島出身の方ですし、もし真鍋慧さんがカープ入りして活躍すれば、カープファンもますます盛り上がりそうですね!
まとめ
真鍋駿さんと慧さん兄弟についてまとめました。
弟の真鍋慧さんは、高校最後の夏に念願の甲子園に出場することができるのでしょうか。
超高校級のスラッガーの今後の活躍にも注目したいと思います。
2023年のドラフトは注目選手が多いですが、真鍋兄弟がどうなるのかも楽しみですね!
コメント