2023年10月6日、プロ野球読売ジャイアンツの新監督就任会見が行われました。

球団から2024年シーズンを牽引する新監督に指名されたのが、阿部慎之助（あべ しんのすけ）さんです。

阿部慎之助（あべ しんのすけ）さんは2023年シーズン、原辰徳（はら たつのり）前監督のもとでヘッドコーチ兼バッテリーコーチを務めていました。

現役時代には読売ジャイアンツの正捕手として、8度のリーグ優勝、3度の日本シリーズ優勝に貢献された実績をお持ちです。

そんな阿部慎之助（あべ しんのすけ）さんの父・阿部東司（あべ とうじ）さんも実は野球経験者で、なんとあの掛布雅之（かけふ まさゆき）さんとは高校の同級生なのだとか。

そこで今回は『阿部慎之助の実家の家族を紹介！父・阿部東司は掛布雅之と同級生！』と題し、読売ジャイアンツ新監督・阿部慎之助さんの実家のご家族についてご紹介します。

阿部慎之助さんの子供さんや奥さまについてはこちらの関連記事をお読み下さい。

【画像】阿部慎之助の子供は3人で息子は少年野球選手！家族構成まとめ

阿部慎之助の実家の家族｜両親や兄弟を紹介

（画像引用：中日新聞）

阿部慎之助さんの実家の家族構成がこちらです。

阿部慎之助の実家は浦安市

阿部慎之助さんは千葉県浦安市で生まれ育ちました。

ご実家は今も浦安市にあります。

阿部慎之助さんは幼い頃から、野球経験者の父に連れられて草野球を見に行っていたそうです。

その影響もあって、子供の頃はいつもプラスチック製のバットと柔らかいボールで遊んでいたのだとか。

ゲームより外遊びが好きで、泥んこにになって遊んでいたそうです。

汚れて帰った方が両親ともに喜んでくれていたらしく、幼い頃から外で思いっきり遊んで体を動かしていたようですね。

阿部慎之助の実家の家族｜父・阿部東司は東建設（株）社長

（画像引用：サンスポ）

阿部慎之助さんの父・東司さんは、東建設株式会社を経営されている社長さんです。

東建設株式会社は1992年に資本金4000万円で設立された建設会社です。

しかし、東司さんは裕福な家で育った訳ではなく、母子家庭で苦労されてきたようです。

こちらの動画では、東司さんがその壮絶な生い立ちについて話されています。

1歳半の時に父を亡くし、母に女手一つで育てられたんですね。

東司さんが小学5年生の頃、母は生前に父が経営していた風呂屋を買い戻し、その後は家族で風呂屋をやっていたようです。

小学生の東司さんも、薪運びを手伝っていたのだとか。

この薪運びが、後々野球にも活きてきたそうですよ。

東司さんは父の記憶が全くないそうですが、父が守ってくれていると信じて今でも1日おきに花を持ってお墓参りをされているそうです。

阿部慎之助の実家の家族｜母は阿部由紀子は『慎之助』の名付け親

（画像引用：住友不動産）

阿部慎之助さんの『慎之助』という名前は、母・由紀子さんが池畑慎之介（ピーター）さんの大ファンだったことから名付けられたそうです。

そんな母・由紀子さんの信念は、『生きることは食べること。食べることは生きること』なのだとか。

小学生まで痩せ型で、「痩せっぽこ」なんて呼ばれていたという阿部慎之助さんが、プロになれるほどの体を作れたのは、由紀子さんの食事管理があってこそだったようですね。

父・東司さんも、阿部慎之助さんについて

今の頑丈な体があるのには、女房の食がある。

お母さんの食の努力も大きいよ。

（引用元：サンスポ）

と話されています。

由紀子さんはそれほど徹底して、家族の食事に気を配っていらっしゃったのでしょうね。

阿部慎之助の実家の家族｜兄弟は姉と妹の3人兄弟

（画像引用：日刊スポーツ）

阿部慎之助さんは、1歳上の姉・佳奈子さんと、3歳下の妹・由以子さんがいる3人兄弟です。

姉・佳奈子さんは、高校からソフトボールを初めており、阿部慎之助さんと2人でティーを上げあって練習されていたそうです。

妹・由以子さんは野球経験はありませんが、ティー上げを手伝ったことはあるようです。

妹　私は野球はやってなかったけど。

ティー上げは、お父さんもお姉ちゃんもいなくて、仕方なく私が、ってときにやった。

「俺の腰を目がけて投げるんだ」ってすごい怒られた。

泣きながら投げた記憶がある。

１時間ぐらいだと思うけどすごくつらかった。覚えてる？

慎之助　覚えてるわけないじゃん。

本当にそうだったら、ひどい兄だね…。

遅くなったけど、ごめんね。

（引用元：日刊スポーツ）

つらかったと言いつつも、兄妹仲良しなのが伝わってくるやりとりですね。

3人は子供の頃、ドリフターズが大好きだったのだとか。

姉　野球以外で３人とも好きだったのはザ・ドリフターズ。

志村けんが好きだったね。

夜遅くまで起きていたら親に怒られるから、『８時だョ！全員集合』をビデオに録画して日曜日の朝に見てた。

プロ入りした時に入場曲を「ドリフにしよう」って話してたのに、まだ１回も流れてないよ。

（引用元：日刊スポーツ）

阿部慎之助さんがドリフの曲で入場するところ、見てみたかったですね。

慎之助　家族だし、同じ血が流れている。

互いの気持ちが分かる。

３人はずっとぶれない。

３人でしか話せないこともある。

（引用元：日刊スポーツ）

素敵な兄弟ですね。

3人とも結婚して子供がいらっしゃるため忙しく、なかなか集まる機会がないそうですが、兄弟の絆は強いようです。

阿部慎之助のプロフィール

（画像引用：中日新聞）

阿部慎之助の実家の家族｜父・阿部東司は掛布雅之と習志野高校野球部で同級生

（画像引用：スポーツ報知）

阿部慎之助さんは野球を始めたのは、野球経験者だった父・阿部東司さんの影響です。

なんと東司さんは、習志野市立習志野高校でミスタータイガースこと掛布雅之さんとチームメイトだったのだとか。

そのつながりで、阿部慎之助さんは子供の頃から掛布雅之さんと面識があったようです。

野球少年だった阿部慎之助さんにとって、掛布雅之さんは憧れの存在だったそうですよ。

ここからは、阿部東司さんと掛布雅之さんの関係についてご紹介します。

阿部慎之助の父・阿部東司は習志野高校野球部で掛布雅之と同級生

阿部慎之助さんの父・東司さんは、千葉市立習志野高校野球部の出身です。

同級生にはあの掛布雅之さんがいて、一緒にクリーンナップを担うほどの実力者だったそうです。

高校2年生の時には、掛布雅之さんが4番ショート、阿部東司さんが5番キャッチャーとして、甲子園にも出場しています。

残念ながら甲子園は初戦で敗退されていますが、すごい経歴ですよね。

高校を卒業後、東司さんは中央大学へ進み、その後は『電電東京(現：NTT東日本）』に所属して実業団で野球を続けていましたが、プロとしてプレーすることはありませんでした。

阿部慎之助の父・阿部東司が掛布雅之との思い出を語る

こちらの写真の右端に写っているキャッチャーが阿部東司さん、その左隣が掛布雅之さんです。

阿部慎之助さんの父・東司さんと掛布雅之さんは、高校を卒業して50年近く経った現在でも交流が続いているようです。

こちらの動画の5分26秒から、阿部東司さんが掛布雅之さんとの高校時代について話されています。

動画内で東司さんは、高校時代の掛布雅之さんの努力を、息子の阿部慎之助さんにも口酸っぱく伝えていたと明かされています。

いつもお前には「掛布はこうだった〜」と言ってきた。

「掛布は練習が終わってもティーを打って、家に帰ってまたスイングしていたらしいぞ。

だから、あんなふうになれたんだ」と。

慎之助と掛布は何となく似ているよ。

俺はギャーギャー文句を言いながら引っ張っていく方だけど、慎之助は一生懸命やって引っ張っていく。

掛布もそうだったんだよ。

（引用元：サンスポ）

子供の頃の阿部慎之助さんが掛布雅之さんに憧れていたのは、東司さんの影響が大きいようですね。

高校時代は共にチームのクリーンナップを担っていた2人が、今はゴルフの飛距離を競っているなんて、なんだか素敵な関係ですね。

まとめ

阿部慎之助さんの実家のご家族についてまとめました。

父・東司さんはプロにこそならなかったものの、高校時代は掛布雅之さんと共に甲子園にも出場しているすごい方でしたね。

2年連続Bクラスのジャイアンツを、阿部慎之助さんがこれからどう立て直していくのかにも注目ですね！