漫画『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』の著者・菊池真理子(別名義:小沢カオル)さんが話題になっています。
『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』は集英社のウェブメディア「よみタイ」で連載されていましたが、最新話の第5話が2022年2月1日に突然削除されました。
その後、2022年2月10日には、第1話から第4話も見られなくなりその理由が某宗教団体の講義だとのこと。
そんな漫画家の菊池真理子(別名義:小沢カオル)さんはどのような方でご両親は本当に毒親だったのか?
菊池真理子(別名義:小沢カオル)さんのご家族についてご紹介いたします。
菊池真理子(別名義:小沢カオル)の両親はどんな人?『家族構成』
こちらが漫画家の菊池真理子(別名義:小沢カオル)さんです。
菊池真理子の家族構成は父・母・妹・菊池真理子さんの4人家族です。
父:サラリーマン
母:専業主婦・新興宗教の信者
菊池真理子(別名義:小沢カオル):年齢50歳
妹:年齢職業不明
※2023年4月現在
父はアルコール依存症だった
こちらの画像は菊池真理子さんのコミックエッセー「酔うと化け物になる父がつらい」の表紙です。
菊池真理子さんが言われる父親はこのような方だったそうです。
・父はサラリーマンだったが独立して会社社長になった。
・父はお母さんの新興宗教に入信していない。
・平日は全くお酒を飲まないが土日は意識が無くなるくらいお酒を飲んでいた。
・父は土日は酔っ払いながら近所の人達と麻雀をしていた
・父は年齢と共に酒癖が悪くなっていった。
・父は72歳で肺と食道の癌で亡くなる。
こちらが菊池真理子さんのコミックエッセー「酔うと化け物になる父がつらい」です。
「酔うと化け物になる父がつらい」
その当時、菊池真理子さんはお父さんがアルコール依存症だという事には気づいていなかったようで、ただの酒癖の悪い父親という認識だったようです。
しかし取材でアルコール依存症のセミナーに参加し父親がずっと昔からアルコール依存症だったことに気づいたそうです。
母は新興宗教にのめり込む
(画像引用:https://dime.jp/genre/1251273/)
菊池真理子さんが言われる母親はこのような方だったそうです。
・母は専業主婦だったが新興宗教に熱心だった。
・母は新興宗教の機関誌の配達を始めた(家計を支えるため)
・母は感情の起伏が激しく人前では優しいが、普段は泣いたりヒステリックに怒ったりしていた。
・母は菊池真理子さんが小学校高学年の時に内性器の癌になり手術。
・その後更年期障害のような症状で益々不安定となる。
・菊池真理子さんが中学2年生の時に自〇し亡くなる。
菊池真理子さんのお母さんはお父さんが結婚後、新興宗教に入ってくれるハズだったのが入らず、逆に宗教にのめり込む母親に対して不機嫌になっていたそうです。
お母さんは機関誌を配るために朝4時から配達に出かけ、朝ご飯も食べず熱心にお経を上げていたそうです。
菊池真理子さんも小さい頃から宗教の集会に連れて行かれることもあったそうで本当に宗教が当たり前の生活だったみたいですね。
両親は毒親だった?
菊池真理子さんのご両親は父はアルコール依存症で母は新興宗教にのめり込み、夫婦間が冷め切った中でずっと過ごしてきました。
菊池真理子さんはこのように言われています。
宗教に反対していた父親は、毎朝毎晩お経を唱える母を見ると不機嫌になり、存在自体を無視しました。
しかし、子どもの清潔を保つよりも、宗教の活動を生活の中心としている母親にその声は届きません。
夫婦の仲は悪化するばかり。
父親はアルコールに溺れていき、ついにアルコール依存症となってしまいました。
結婚をしたら入信してくれる約束だったのに宗教を批判され、想像していたものと違う結婚生活。
家から逃げるように通う宗教の座談会。
しかしそこでも人間関係がこじれてしまう。
ついに宗教にすら居場所がなくなった母親は心を病み、ほぼ1日中家で泣いて過ごすようになっていました。
このように菊池真理子さんのご両親はお母さんが新興宗教にのめり込んだために、全ての関係性が崩れていき大変なご家庭の中で過ごしてきたようです。
しかし菊池真理子さん自身はその当時は毒親とは思っていなかったと思います。
大人になり、様々な取材をする中で色々な事に気づき、自分の親は毒親だったのではと思ったのではないでしょうか?!
「昔は父親に対しなぜ『死んでくれ』って思うほど嫌いなのかわからなかったんですよ。
父親を憎む私はなんて性格が悪いんだろう……といつも自分を責めていました。
今は『私の父親や家が普通じゃなかったんだな。
そのせいでゆがんだ部分があったんだな』と思えるようになりました。
もちろん私の性格が生来悪いのも事実なんですけど(笑)」
菊池真理子さんと父親との関係性はいわゆる共依存関係だったようです。
共依存とは、自己否定感や相手に見捨てられる不安などが、人間関係や行動に影響を与えている状態を言います。
共依存になる原因には、何らかの問題を抱えて心理的に不安定な身近な人(家族、配偶者、恋人)の存在があります。
親の過度な干渉や無関心、パートナーのDVやモラハラなども、心に問題を抱えているケースの一例になります。
常に怒りや悲しみ、不安に振り回されている身近な人と接するうちに、自分も感情や行動に大きな影響を受けてしまいます。
身近な人となんとかうまくやろうと努力した結果、本来の健康な自分をなくしてしまうのが共依存ということができます。
引用:https://zexy.net/s/contents/lovenews/article.php?d=20210728
このような事から漫画を描いて少しでも毒親を減らすようにと思っているのかも知れませんね。
毒親サバイバル
菊池真理子(別名義:小沢カオル)のwiki風プロフィールと経歴
(画像引用:週刊女性PRIME)
菊池真理子さんは元々「小沢カオル」名義で執筆されていました。
本名が菊池真理子さんです。
名前:菊池真理子(本名)
別名義:小沢カオル
出身地:東京都 その後3歳の時に菊池真理子さんが喘息になり埼玉県春日部市に引っ越し
生年月日:1972年9月29日
年齢:50歳(2023年4月現在)
こちらの動画はいの「うえさきこ」さんと「菊池真理子」さんの対談です。
菊池真理子さんは高校卒業後、大学へは行かずアルバイト生活で過ごします。
その後22歳の時に『ヤングマガジン』の新人漫画賞に応募し、一番下の賞を受賞し、再度応募すると佳作を受賞。
23歳で漫画家としてデビューするも直ぐに連載打ち切り。
27歳までずっとくすぶっていましたが、担当者にルポ漫画を描いてみないかと提案される。
そこから浅草のホストクラブへ突撃取材したりAV撮影に潜入したり、ゴミ屋敷を清掃する取材などを行う体当たりで挑戦する作品が大ヒットします。
おそらくそれから自分自身の事を観察してきて自分自身の生い立ちを漫画にし、同じ境遇で辛い思いをしている人達の力になりたいと思われたのではないでしょうか?!
「酔うと化け物になる父」は映画化されています。
まとめ
菊池真理子の両親はどんな人?毒親だったというのは本当なの?『家族構成まとめ』について記事にしました。
菊池真理子さんは漫画で自分自身の過去をもう一度振り返り、苦しいけども自分自身をいやしているのかも知れませんね。
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