2019年大学駅伝デビューでその実力を見せてくれた駒澤大学の田澤廉選手。
2020年11月に行われた全日本大学駅伝でもアンカーで走り、区間賞を取る好走で駒澤大学の優勝に貢献しました。
2021年の箱根駅伝でも活躍が期待されます。
そんな田澤廉選手はなぜ駒澤大学を選んだのでしょうか?
そして青森山田高校にいる弟・田澤駿選手もやはり進路は駒澤大学なのでしょうか?
追記:2021年5月3日、田澤廉選手が日本選手権10000mで素晴らしい記録を出しました。
日本選手権10000m
🥈田澤廉君(駒澤大3)27.39.21学生歴代2位
🥉鈴木芽吹君(駒澤大2)27.41.68学生歴代3位 pic.twitter.com/k4yKxrHwE8— m.s (@ihimorita) May 3, 2021
後輩の鈴木芽吹選手も凄い!
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田澤廉が駒澤大学を選んだ2つの理由!憧れの先輩と監督がいたから?
(画像引用https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/15591:)
2019年の全日本大学駅伝では7区で区間賞をとり、箱根駅伝でも3区で3位。
そして2020年もコロナ渦でなかなか練習や試合が出来ない中で、ホクレン・ディスタンスチャレンジで5000m自己ベスト、日本インカレ10000mでも日本人トップ。
順調に伸びてきています。
そんな田澤廉選手が駒澤大学を選んだ理由は、駒澤大学OBの東京オリンピック男子マラソン日本代表の中村匠吾選手(富士通)の存在だったようです。
憧れの先輩・中村匠吾に近づきたい
田澤廉選手は将来的にマラソンで活躍したいという思いがあったようで、元々駒澤大学OBの中村匠吾(富士通)が目標でもあり、憧れだったようです。
そして中村匠吾選手は富士通には所属していますが、現在も駒澤大学陸上部監督の大八木弘明監督の指導を受けています。
こちらは中村匠吾選手です。
(画像引用:https://www.komazawa-u.ac.jp/2020marathon/)
田澤廉選手が駒澤大学を選んだ理由は、中村匠吾選手のようにマラソンで勝てる選手になりたい気持ちが強かったようです。
そして未だに、中村匠吾選手は駒澤大学陸上部監督の大八木弘明監督の指導を受けているので、一緒に練習が出来るという期待があったのでは無いでしょうか?
2020年2月にアメリカ・アルバカーキで一緒に合宿に行き、多くの事を吸収できたようです。
田澤廉選手はこのように言われています。
今年2月には、アメリカ・アルバカーキで中村とともに合宿をし、さらに中村のすごさに触れた。
「距離走がとにかく強いです!後ろ姿からも余裕さが伝わってきて、力の差を感じました」
また、生活面でも驚かされた。
「匠吾さんは水しか飲まなくて、ジュースを飲んだりお菓子を食べているところを見たことがないです。自分はジュースも普通に飲んでいるし、(お菓子を)全然食べないときもありますけど、食べたいときは食べるんで……」。
偉大な先輩が間近にいて、目標となる環境は田澤の刺激になっている。
引用:https://4years.asahi.com/article/13759061
このように走り以外の食事の事やメンタル面など色々な事を中村匠吾選手から学べたようです。
田澤廉選手は本当に駒澤大学へ入って良かったようです。
駒大陸上部の勝負めし エイムック / 大八木京子
中学時代から大八木弘明監督の指導を受けたかった
田澤廉選手はマラソンで活躍したいという思いがあるため、厳しい指導で有名な駒澤大学の大八木弘明監督の指導を受けたい気持ちが強かったのではないでしょうか?
(画像引用:https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/15995)
大八木弘明監督は中村匠吾選手をはじめ、多くの有名選手を輩出してきました。
特に、藤田敦史元選手と中村匠吾選手にはオリンピックを目指して二人三脚で頑張ったそうで、田澤廉選手もそういった関係を望んでいるのではないでしょうか?
大八木弘明監督はこのように言われています。
大八木 6年前は村山謙太(現・旭化成)、中村匠吾(現・富士通)という素晴らしい選手が育って全日本で4連覇できました。
当時は56歳。謙太と匠吾が卒業して、気持ち的に少し落ち込んでしまった部分があったんです。
ひと息ついてしまったというか……。
教え子の藤田敦史もコーチとして入ってきましたし、今振り返ると、自分の本気度というか、指導にかける情熱が少し薄れてきた部分があったように思います。
引用:https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/15995
大八木弘明監督は中村匠吾選手達が卒業して、少し指導に対する熱意が減っていたそうです。
しかし田澤廉選手が2019年に入ってきて、2020年も鈴木芽吹選手などが加わり、また頑張る気持ちが高まったそうです。
田澤廉選手自身も中村匠吾選手と大八木弘明監督のような信頼関係を作って、世界を狙いたい気持ちがあるため駒澤大学を選んだのではないでしょうか。
実際中学の時から田澤廉選手は大八木弘明監督が大好きだったようで、地元青森に大八木弘明監督が来た時はサインを貰いに行ったそうです。
こちらの動画の3分6秒辺りからその事について語られています。
憧れの中村匠吾選手が大八木弘明監督の愛弟子で、大八木弘明監督の指導を受けたい気持ちが強かった訳ですから最高ですよね。
中村匠吾選手の所属する富士通には東海大学の塩澤稀夕(きせき)選手が2021年から所属します。
詳しくはこちらの関連記事をお読みください。
塩澤稀夕の進路は富士通!実業団ではサングラスのブランドを変える?
田澤廉(駒澤大学)の中学・高校での成績
(写真引用:Twitter)
憧れの駒澤大学へ入学した田澤廉選手は中学や高校時代からその実力は陸上界では有名だったようで、中学と高校時代の成績を簡単にご紹介いたします。
八戸市立是川中学校時代の成績
田澤廉選手は青森県八戸市の出身で八戸市是川中学校を卒業しています。
中学3年生(2015年)の時には全日本中学陸上選手権で3000mに出場結果は18位でしたが、素晴らしい走りをしていたそうです。
こちらは貴重な田澤廉選手の中学時代の動画です。
1500mを4分15秒10で走っていますが、この当時から背が高く、力強い走りですね。
18位(2015年全日本中学校陸上競技選手権大会3000m)
20組4位(2015年日本体育大学長距離競技会5000m)
6区12位(2015年全国都道府県駅伝)
青森山田高校時代の成績
田澤廉選手は青森山田高校に入り、その実力を発揮します。
こちらは2016年12月4日に行われた日体大記録会の時の写真です。
(画像引用:Twitter)
この時の成績が14分4秒92で高校1年生としては歴代3位の記録でした。
高校1年生(2016年)の成績
日体大記録会5000m:14分4秒92
全国高校駅伝:1区27位
全国都道府県駅伝:2区21位
こちらの写真は兵庫リレーカーニバル3000mで優勝した時の写真です。
(画像引用:Twitter)
高校2年生(2017年)の時の成績
兵庫リレーカーニバル3000m:優勝
日体大長距離距欧議会5000m:13分53秒61
全国高校駅伝:1区4位
全国都道府県駅伝:1区17位
高校3年生になるとドンドンその真価を発揮します。
高校3年生(2018年)の成績
アジアジュニア陸上競技選手権5000m:2位
インターハイ5000m:7位
国体少年A:6位
日体大長距離距欧議会5000m:14分00秒27
全国都道府県駅伝:1区15位
こちらの動画は2018年のインターハイの様子です。
7位に終わりますが日本人では2位です。田澤廉選手はゼッケン12番青いユニフォームです。
17分13秒辺りがゴールシーンになります。
驚きは田澤廉選手もですが、2020年に駒澤大学に入学した鈴木芽吹選手も2年生ながら出場していました。(ゼッケン1番オレンジのユニフォームです。)
このような成績を残して希望の駒澤大学へ進学し、更なる進化を続けています。
最後に田澤廉選手のプロフィールをご紹介いたします。
田澤廉(駒澤大学)のプロフィール
(画像引用:https://www.bbm-japan.com/article/detail/8362)
田澤廉選手は念願の駒澤大学へ入学してグングンと成績が伸びていますが、これからまだまだ成績が伸びそうですね。
ファイテン RAKUWAネック EXTREME クリスタルタッチ
シルバーのネックレスはチタン製のようです。
ファイテン チタンチェーンネックレス 60cm
2つのネックレスをするって田澤廉選手けっこうお洒落かも知れません。
スポーツネックレスについてはこちらの関連記事をお読み下さい。
箱根駅伝2021人気のスポーツネックレスは?着用する理由はただのゲン担ぎ?!
最後に田澤廉選手の弟さんについてもご紹介いたします。
田澤廉の弟(田澤駿|青森山田高校)の進路も駒澤大学?
田澤廉選手の2歳下の弟・田澤駿選手は2020年現在青森山田高校の3年生です。
という事は、2021年春は進学です。
こちらの写真は2018年の東北高等学校駅伝の結果です。
(画像引用:Twitter)
こちらを見ると田澤駿選手3位になっていますね。
2020年11月現在田澤駿選手の進路について詳しい情報はわかっておりません。
お兄さんの田澤廉選手と同じく駒澤大学へ進む可能性もありますが、兄弟で同じ大学に入ると色々と比較されると思います。
それらを考えると、違う大学へ行くような気もしますが、兄の背中を追って駒澤大学へ進学する可能性もあり、詳細がわかり次第追記したいと思います。
中央大学の吉居大和選手の弟も再来年2022年は大学への進学でこちらの進路も気になりますね。
吉居大和選手についてはこちらの関連記事をお読みください。
吉居大和(中央大)の家族も陸上選手だった!父は元トヨタ自動車陸上部!
まとめ
田澤廉が駒澤大学を選んだ2つの理由!憧れの先輩と監督がいたから?について記事にしました。
2022年の箱根駅伝の走りが楽しみですね。
そして今後マラソンでも力を発揮しそうです。
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