WBC2023年で大活躍するラーズ・ヌートバー(Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar)選手本当に日本代表に入ってくれて感謝ですね。
ラーズ・ヌートバー(Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar)選手は攻守の活躍だけでなく愛されキャラでかわいいですよね。
なかでもペッパーミルパフォーマンスは2023年の日本プロ野球界でも大流行しそうです。
そんなラーズ・ヌートバー(Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar)選手を栗山監督はなぜ日本代表に選んだのでしょうか?!
そしてアメリカ国籍のラーズ・ヌートバー(Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar)選手がなぜ日本代表に出場出来るのかについてもご紹介いたします。
ヌートバー選手や栗山監督についてはこちらの関連記事をお読み下さい。
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『なぜ日本代表?』ヌートバーを栗山監督が選んだ理由5つ
(画像引用:スポニチ)
栗山監督がヌートバー選手をWBC日本代表に選出したは、2023年1月11日でした。
栗山監督はヌートバー選手を選出する前にオンラインで家族面談をしたそうです。
「僕と本人とオンラインで話し込んで、ヌートバー選手の参加をお願いしました。
快く受けてくれる形です。
『喜んで受けます』というふうな表現をしてくれた」。
正式な契約は先だが、侍ジャパンとしてWBCに参加することで合意した。
引用:中日新聞
栗山監督がヌートバー選手を日本代表選手として選出した理由はこちらの5つです。
・鈴木誠也を上回る実績
・野球発展のためのグローバル化
・MLB(メジャーリーグ)をしている人
・ヌートバーの愛されキャラ
・ヌートバー自身の日本愛
ヌートバー選手を栗山監督に紹介したのは通訳の水原一平さんで、面識がなかったのでSNSでヌートバー選手にDMしたそうです。
「面識がなかったので、『怪しいものではないんですけど』と(笑い)。
まずは日本代表でプレーすることに興味はあるかと尋ねました」。
昨オフ、水原さんが交流サイト(SNS)のダイレクトメッセージ(DM)で連絡を入れたのが始まりだった。
ヌートバーの返事は早かった。
「食いつき気味で『めちゃくちゃやりたい』と」。そこからは電話で連絡を取り、見事招集へとつながったという。
引用:産経新聞
本当に水原一平さんは陰の立役者ですね。
鈴木誠也を上回る実績
ヌートバー選手の2022年の成績はこちらです。
108試合に出場、打率:228、14本塁打、出塁率:340、長打率:448、OPS(打撃指標数(On Plus Slugging)):768
打率とホームラン数を見ると物足りない感じがしますよね。
しかしMLB1年目の鈴木誠也(カブス)選手の成績と比べると、実はヌートバー選手の方が鈴木誠也選手の成績を上回っていました。
試合 | 本塁打 | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS | |
ヌートバー | 108 | 14 | .228 | .340 | .448 | .788 |
鈴木誠也 | 111 | 14 | .262 | .336 | .433 | .769 |
鈴木誠也選手はMLB1年目でシーズン途中で怪我もありましたから物足りない成績ではありましたが、OPS(打撃指標数(On Plus Slugging))が鈴木誠也選手よりも良いのは魅力ですよね。
OPS=出塁率+長打率
そしてヌートバー選手はカージナルスで右翼手(ライト)ですが中堅手(センター)も守れるため栗山監督はヌートバーを選んだようです。
野球発展のためのグローバル化
ヌートバー選手は侍ジャパンとしては初めての日系選手です。
栗山監督は今後の野球発展のため野球のグローバル化を常に頭に入れていたようです。
栗山監督はこのように語っています。
侍ジャパンに日系選手が入るのは初めて。
世界一をつかむために、大きな戦力となると考えた。
今の世相も頭にあったという。
「まだ戦争が起こったりする世の中。
もともと人はみんな1つだったはずで、そういったことへのメッセージだったり、形を示すのもスポーツの力だと思っている」とも話した。
引用:中日新聞
栗山監督は本当に色々な事を考えてヌートバー選手を選んだようですね。
MLBを知っている人を入れたかった
(画像引用:Yahoo!ニュース)
こちらが2023年1月26日に発表されたWBC日本代表メンバーです。
MLB(メジャ-リーグ)選手が5人入っていますよね。
2023年WBCではメジャーリーガーもたくさん出場しています。
それらの事を考え栗山監督はメジャーリーガーをたくさん入れたかったようです。
中居さん:
今回のメンバーの選考はどういう基準で選ばれたのか?コーチ、スタッフとも話し合ったと思いますが。栗山監督:
基本的にはやはり日本が世界一になるのには、ピッチャー含めた“守り”だということで、とにかくいいピッチャーを選ぶ。それがベースでした。
特にアメリカ(メジャーリーガー)を知っている選手を多めに入れたい。これはすごくありましたね。
引用:TBSニュース
このように完全にWBCで優勝を意識して、ライバルのアメリカに勝つためにメジャーリーガーをたくさん入れたかったためにヌートバー選手を選んだようです。
しかしヌートバー選手が所属するカージナルスは当初ヌートバー選手がWBCに出場する事を渋っていたようです。
栗山監督:
わからないですよ。先発してほしいピッチャーもメジャーで中6日で回るのか、中5日で回るのか色々あるじゃないですか、チームによって事情が。例えば、(カージナルスのラーズ・)ヌートバー選手も最初あまりいい返事はなかったですよ。中居さん:
チームの方から?栗山監督:
はい。「何打席与えられるのか」とか、そういう細かい・・・中居さん:
何打席与え・・・どっち側ですか?あんまり使わないでほしいということですか?栗山監督:
いいえ。カージナルスからすると若くて、レギュラーにしたいので、公式戦が始まるまでにたぶん60打席とかきちんと与えて迎えたいとか。引用:TBSニュース
ヌートバー選手はカージナルスにとって期待の有望選手だったようですね。
ヌートバーの愛されキャラ
ヌートバーくん口元が三角だから
(‘・▲・)
いつもこんな顔してるのかわいい#侍ジャパン #プライムビデオで侍ジャパンを応援 pic.twitter.com/TXSQTQjhC8
— さや兄 (@saya2_3sub) March 7, 2023
栗山監督は面談の時からヌートバー選手の愛されキャラを確信していたようです。
栗山監督はヌートバー選手の人柄についてこのように語られています。
ヌートバーの人柄については「表情だったり、直接話したら、100%全員が好きになる、そんな愛すべき人柄だし、魂を持った選手」。
ヌートバーの日本人の母親とも話したといい、家族全員が侍ジャパン入りを喜んでいるという。
引用:中日新聞
本当に栗山監督の予想通りヌートバー選手は100%全員が好きになるような選手でした。
ヌートバー自身の日本愛
ヌートバー選手は自分自身の事を侍ジャパンと呼ぶくらいWBC代表日本代表に選ばれて喜んでいるようです。
ヌートバー、自宅で一人称「侍ジャパン」で生活してるの草。「侍ジャパンお腹空いた」www
かわいいが過ぎる。 pic.twitter.com/ZF6gk5KEPP— 神宮大ヤク学部 准教授.585 (@JinguUniversity) March 10, 2023
こちらの動画をご覧下さい。
栗山監督が言われるように日本人以上に日本の魂を感じますね。
これもヌートバー選手のお母さんの影響でしょうね。
栗山監督は、そんな日本人魂を持ったヌートバー選手が代表メンバーに入ったらチームの雰囲気が良くなると感じたのでしょうね。
『なぜ日本代表?』ヌートバーがアメリカ国籍なのにWBC日本代表として出場できる理由
こちらのTweetにもあるようにヌートバー選手はアメリカ国籍なのになぜ日本代表として出場出来るのか?
疑問に感じている方が多いようです。
ヌートバーさんって国籍はアメリカなんですね。🐤はあまり詳しくないのですがWBCって国籍縛りはない感じなんですかね?サッカーは国籍縛りしてあるので国籍が日本でないと代表に入れないですが、そういうのとは違う感じですか? pic.twitter.com/paY1DkXZSl
— 🐤 ひよこギャンブラー 🐤 (@bakuekidasitai) March 10, 2023
WBCの代表チームへの出場資格
WBCの代表チームへの出場資格は、以下のいずれかに該当していればOKとされています。
・その国の国籍を持っている
・その国の永住資格を持っている
・その国で生まれている
・親のどちらかが、その国の国籍を持っている
・親のどちらかが、その国で生まれている
・その国の国籍または、パスポートの取得資格がある
・過去WBC大会で、その国の出場枠に登録されたことがある
ヌートバー選手の母は日本人なのでWBCの代表チーム出場資格を有しています。
他国ではこれまでも国籍は違っても違う代表チームに所属した選手はいたようです。
過去4回のWBCでこういった選手が日本代表入りしたことはなく、その可能性が議論されることも少なかった。
ヌートバーと栗山英樹監督が、侍ジャパンの歴史を変えたと言っても過言ではない。
ただ、こういったケースは他国では珍しくない。
前回大会でアメリカ代表を優勝に導きMVPにも輝いたマーカス・ストローマンは、今大会では母の母国であるプエルトリコ代表で出場することを選択した。
北海道日本ハムファイターズと千葉ロッテマリーンズで活躍したブランドン・レアードも自身はアメリカ国籍でありながら、前回大会で母の母国であるメキシコ代表の一員としてプレーしていた。
引用:スポーツニュース
今後もヌートバー選手のように日系選手が日本代表に選ばれそうですね。
WBCの代表チームへの出場資格が緩めの理由は
こちらのTweetにもあるようにヌートバー選手のようにアメリカ国籍で日本語も話せないメジャーリーガーが日本代表に選ばれるのはおかしいと思われる方もいらっしゃいます。
正直、ヌートバー選手に関してはもやもや。母親が日本国籍だからって、ヌートバー選手本人は米国籍で日本語も話せない、メジャーリーガー。
彼を「日本代表」にするのはなんだかなぁってもやもやしちゃう。
アメ車のシボレーカマロを日本人がデザインしたからこれ日本車って言ってるような感じ pic.twitter.com/LpgbPcSdK4
— ヒロピーラボLv.34@プラモデルが好き (@hiropi_lab) March 11, 2023
オリンピックやサッカーワールドカップでは国籍が日本でなければ日本代表に入れません。
ラグビーは5年以上日本にいると日本代表になれるようです。
WBCの出場規定が緩めな理由はこちらです。
どうしてWBCの規定は「緩め」なのか。
背景には、野球人口や市場の拡大を目指す世界戦略があるという。
猪瀬さんは「初めから米大リーグは、各国にルーツを持つメジャーリーガーを代表に選出してほしかった。
それによって各国で応援する人が増え、野球人気が広がることを期待している。
実はWBC始まって以来の裏テーマだ」と話す。
引用:東京新聞
このように野球人口や市場の拡大を目指す世界戦略があるようです。
まとめ
『なぜ日本代表?』ヌートバーを栗山監督が選んだ理由5つ!WBC出場規定が緩い理由もについて記事にしました。
WBCの出場規定が緩いおかげでヌートバー選手が日本代表に選ばれたので助かりましたね。
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